2019.11.08 11:00 category:ダブルデイグッズ バイヤー裏話 家具 趣味
瀬戸内レザーソファ工場の見学レポート
先日、ソファ工場の見学会に参加しました。
“瀬戸内ファクトリービュー”という、
広島県府中市や福山市で、地元産業の一つである
木工・家具を中心に、ものづくりの現場を
見学・体験してもらい、瀬戸内・備後のものづくりの良さ、
まちの良さを広めよう!というイベントです。
以前ダブルデイのオリジナルソファを作ってもらったことのある、
レザーソファを得意とする工場を見学させていただきました。
私はソファ工場を見るのが初めてで、とても楽しみながら拝見しました!
まず、ソファの本体の木枠をカットし
座面にSバネを付けているところです。
一つ一つガンタッカーのようなもので
丁寧に手作業されており、びっくりしました。
次に、革をパーツごとにカットし、ミシンで縫製するところ。
牛の皮膚の状態により、たとえば虫刺されがあると
小さい傷が入ったりして、本当に何もない綺麗な
革のところだけを切り取るのはとても難しそうです。
その中で、できるだけ無駄な生地を出さないように
ここだったら裏面だから小さい傷があっても大丈夫
これは強度的に不可、など細かくチェックしているとのことでした。
ミシンで革を縫うとき、ミシン針で穴が開くだけで不良品になるので
とても緊張するそうです。私も実際にミシンを踏ませていただき
“緊張”を体感させてもらいました!
そして、座面のシリコン部分や、カバーを付ける最終過程です。
シリコンも様々な強度のものを、使用されていました。
最後に、お客様から回収した使用後のソファを見せていただきました。
実際に作ったソファが5年度、10年後どうなるのかをチェックし
常に改良・進化を続けられているというお話が印象的でした。
ひとつのソファを作るのに、ここまでたくさんの人の手が
入っているのは知らなかったですし、本当に手作業で
職人さんの高い技術がいるものなんだと知ることができました。
これまではソファを見るとき、デザインやテイストに
目がいっていましたが、こういった生産背景を知り、
商品選定にも活かしていきたいと思いました。
それ以外にも、府中市の木工工場も見学し
産地の歴史から、ものづくりの良さ
現場の大変さなど様々なことを教えてもらいました。
終わりに、尾道の綺麗な景色や夕陽も見ることが
できて、とても有意義な一日でした。
2019.11.01 11:00 category:ダブルデイグッズ バイヤー裏話 家具 未分類
バイヤー修行日記 ~レザーソファ編~
ダブルデイでは、いくつものデザインや
さまざまな仕様のレザーソファが発売されていますが
歴代のバイヤーたちが、レザーソファで
一番こだわってきたのは「本革」です。
バイヤー修行中の私もその意思を引き継ぎ
ダブルデイといえば「本革」といえる
レザーソファにこだわってきました。
「JACKSON Leather Sofa」も
私がバイヤーとなって思い入れのあるレザーソファの一つです。
昨年の今頃のこと・・・
先輩バイヤーに引き連られ、メーカーの
ショールームでたくさん並べられた家具の中から
ダイヤの原石のように光るレザーソファを見つけたのは
私、ではなく、先輩バイヤーでした。
(私には、少し変わったデザインだな~
としか見えていませんでした。)
座ってみると、背あたりがとても良く、腰の凹みに
背面の丸みがフィットして、座り心地は抜群でした。
(座る前から先輩バイヤーは見抜いていました。)
ボタン留めがデザインのアクセントになっているだけでなく
型崩れしにくくなっています。
(というのも、先輩バイヤーから教えてもらいました。)
ただ一つ、当時の私でも分かったのは、革の質感でした。
肌触りがしっとりとしていて、使い込むほどに味わいの出る本革。
ダブルデイで大事にしてきた「本革」の良さが
そのソファには表現されていました。
この季節になると思い出す
バイヤーになりたての頃。良き思い出です。
2019.10.15 11:00 category:Antique バイヤー裏話 家具
ビンテージチェスト
先輩バイヤーから譲り受けた
1960年代のデンマークのビンテージチェスト。
チーク材が贅沢に使われており
巻き手の取手や脚部など
シンプルデザインの中にも
アクセントが施されているのが特徴的です。
一点一点同じものはない、
ビンテージ家具の醍醐味ですね。
我が家では、書類や時計などを入れるリビング収納として
お気に入りの雑貨や植物を置くディスプレイ棚として
暮らしの一部として、欠かせない家具です。
いつかまた、誰かに譲り渡す時のために
メンテナンスしながら大切に使っていきたいと思います。
2019.10.04 11:00 category:お出かけ・旅行 ダブルデイグッズ バイヤー裏話 ファッション 季節の愉しみ
秋に着たい洋服②
涼しくなったかと思えば、30℃近くある日も。
夏服を着るのはうんざりで、暑さを我慢して
長袖やブーツを履きたくなる今日この頃。
我慢せずに秋を取り入れられるお洋服をご紹介します。
毎シーズン少しずつ形が変わるDAYSのベスト。
インナー次第で季節問わず着ていただけるので
ちょうど今の時期にぴったりな一枚。
後ろにスリットが入っており、シンプルな
カットソーやシャツに合わせるだけで、様になる一枚。
次にご紹介するのは
カットソー素材のプルオーバーとワンピース。
首回りの開きがすっきりとしていて
中にシャツやタートルを合わせても可愛いです。
インレイ編みのカットソーで
裏側の肌触りや着心地がとっても良いです。
オールシーズン活躍するアイテムです。
グリーンはダブルデイ別注カラー!コーディネートに
グリーンを入れるだけでグンと秋らしい装いになります。
最後にご紹介するのは、
ビエラ起毛素材で作ったオリジナルのアイテム。
ワンピース・スカート・パンツの3型で
無地・チェック柄のご用意がございます。
肌触りも柔らかく、なめらかな上質感が魅力的な素材で
まるでウールのようなミックス感が暖かな印象です。
コットン100%なので、軽くてお手入れも簡単。
スカートはウエストゴムなので、とってもはきやすく
ブーツに合わせるのもおすすめ。
パンツはウエスト裏に紐が付いているので
ウエスト調整しやすく、トップスをINしたスタイルもおすすめ。
とにかく履き心地が良いです!
秋らしいカラーや柄を取り入れて、暑い中でも
秋冬ファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか?
2019.10.01 11:00 category:お料理 キッチン バイヤー裏話 季節の愉しみ
秋の始まりを感じる ごはん
まだまだ暑い日も多いですが
スッキリした空気感や
夏とは違う秋っぽい雲を見て
秋の訪れを感じる今日この頃です。
スーパーの野菜売り場にも
栗や柿、さつまいも、松茸などが並び
涼しくなると食欲も高まってきて
やっぱり「食欲の秋」だなぁと感じさせられますね。
先日、さっそく「秋刀魚ご飯」を作りました。
ご飯を炊くなら、の『無水鍋』です。
事前に秋刀魚を焼き、一緒に入れるだけで
後は普通にお米を炊くだけの簡単料理です。
例年以上に今年は秋刀魚が大不漁とのことで
大切にいただかないと、と話ながら
普段あまり魚を食べてくれない子どもも
おいしい、おいしいと食べてくれました。
続いて、夏の終わりを惜しむイチジクでサラダを作りました。
家の近くの、それも「朝獲り!」イチジクです。
生ハムやグリーンと一緒に
塩コショウやバルサミコ酢をかけるだけですが
とても美味しくできあがりました。
こちらはアカシアのお皿です。
木の器にするだけで温かみが出てほっこりしますね。
食卓でほかの陶磁器と並べると、木の器が
アクセントになるので、我が家でも使用頻度は高いです。
これからの季節、新米を無水鍋で炊いたり
秋の味覚を混ぜたりと、楽しみがたくさんです。
夜も暑くてまだまだ冷たいものを食べたくなる日もありますが、
その中でも少し秋の食材を取り入れて
季節を感じる日々を過ごしてみてはいかがでしょうか。
2019.09.27 11:00 category:お出かけ・旅行 ダブルデイグッズ バイヤー裏話 ファッション 季節の愉しみ
冬支度~DOUBLEDAYのぽかぽかアイテム~
今回は、DOUBELADYオリジナルの
“ボアブランケット”のご紹介です。
男女問わず選んでいただけるよう、
幅広いカラーバリエーションでご用意しております。
鮮やかなピンク色は、女性に人気で季節関係なく
夏に『エアコンが効きすぎて寒い!』という時にも大活躍。
ご自宅だけでなく、車やオフィスでの需要も高いようです。
昨年から継続展開の、グレーのヘリンボン柄は
男女問わず幅広く人気です。
ほかに、チェック柄を2色ご用意しております。
冬のレザーソファは、冷たくてつらい…という時に
写真のように座面に敷いていただくと、暖かく快適です。
またこれからのシーズンは、アウトドアでも大活躍。
小振りなので、持ち運びもしやすく
キャンプへ持って行きやすいです。
他にも、小さいお子さんがいらっしゃる
ご家庭ではベビーカーでの使用もおすすめ!
最後におすすめするのは、腰に巻いて使用する方法です。
裏はボア生地でぽかぽか!
寒い冬に巻くだけで暖かくこちらも快適です。
ブランケット以外にも、あったかアイテムが続々入荷してきています。
こちらのルームシューズは、それぞれ裏がボアになっていて
裸足で履いても、気持ち良い肌触りです。
自分用以外でも、家族や友人への贈り物としても
おすすめのDOUBLEDAYのぽかぽかアイテム。
少し早いですが、本格的に寒くなる前に!
冬支度をはじめてみては、いかがでしょうか。
2019.09.24 11:00 category:Antique バイヤー裏話 家具
イギリスからの希少なアンティーク家具
しとしと秋雨が降ったかと思えば
ぎらぎら日差しが強い夏空が続いたりの繰り返し。
空には入道雲のうえに鱗雲。
少しずつ秋めいてきました。
前回はイギリスからのアンティーク家具の
到着風景をご覧いただきましたが
今回はその中から希少な家具をいくつかご紹介します。
今回のコンテナではダブルデイ定番のG-PlanやERCOLが
多種多数入ってきましたが、その中から本土イギリスの
ディーラーでも探すのが困難な珍しい子たちをご覧ください。
まずは、ERCOLロッキングチェアです。
全体的にサイズが大きいので、男女問わず
ゆったりと快適に座ることができます。
1950~60年代に発表されたOriginalsシリーズのひとつです。
次に、同じくERCOLフープバックアームチェアです。
アーム(肘置き)が無い型は、ダブルデイでも定番として数多く
入荷していましたが、アームチェアは滅多にお目にかかれません。
体にフィットするデザインが好評な一品です。
次は、G-Planスパイダーコーヒーテーブルです。
その名の通り、蜘蛛の脚のようなデザインが特徴で
当時の生産期間が短かったため、とても貴重です。
もちろん今回の入荷数もごくわずかです。
最後にG-Planネストテーブルです。
3つのテーブルを重ねるデザインは
これまでも数多く入荷してきましたが
2つ並べて収納できるデザインの入荷は久方ぶりです。
こんな珍しい子たちがたくさん入荷してきて
胸躍る気分ですが、すぐに巣立ってしまうことを考えると
嬉しい反面、寂しくもあります。
これら以外にもイギリスから入荷してきた、たくさんの家具たちが
皆様に見ていただけることを、心より楽しみにしております。
2019.09.17 11:00 category:Antique ダブルデイグッズ バイヤー裏話 家具
バイヤー修行日記
7月のブログでご紹介した香川出張。
●DAY’s 7月5日「香川出張」
実は今年の秋冬の新作に向けて
テーブル制作をおこなっていたんです!
その時の出張の成果を
遂にお披露目できる時がやってきました。
熟練の職人により、自社工場で木材の加工、塗装、
溶接までを一貫しておこない、生み出されたテーブル。
ヘリンボーンの天板に鉄脚を組み合わせた
SID DiningTable(シド ダイニングテーブル)
木脚を組み合わせた
NANCY DiningTable(ナンシー ダイニングテーブル)
天板のナラ材は北海道産にこだわり
オイル塗装を何度も塗り重ねることで
経年変化したような、まるでヴィンテージのような
風合いの仕上がりになっています。
色はナチュラルとライトブラウンから選ぶことができ、
用途やスペースに合わせて、細かいサイスオーダーができます。
受注生産なので、注文いただいてから
約30日後のお渡しになりますが
1点1点丁寧に作っておりますので
気長にお待ちいただけると助かります。
個人的にはまだまだ、バイヤー修行中ですが
試作や修正を重ねたこだわりの逸品です!
(もちろん先輩ベテランバイヤーにも
確認してもらっていますのでご安心を!笑)
2019.09.10 11:00 category:Antique ダブルデイグッズ バイヤー裏話 家具
イギリスからアンティーク家具到着
夏から秋へ変わる狭間の季節。
夜は過ごしやすくなってきましたが
日中は、まだまだ日差しが強い…
夏が終わる切なさと、秋が始まる期待感が
せめぎ合っているさなか、
イギリスからアンティーク家具たちが
入荷してまいりました。
6月に引き続き、コンテナがここ、
日本に到着した風景をお伝えします。
今回はG-PlanやERCOLなど、ダブルデイの歴史と
ともに歩んできた、定番のアンティーク家具たちが
たくさん入荷しました。
大人気のG-Planは、ラウンドエクステンションテーブル
を筆頭に、オーバルエクステンションテーブルや
コーヒーテーブル、ネストテーブル、サイドボードなどなど…
もちろんチェアも複数型多数、元気に降り立ちました。
そしてERCOLは、チェアのみですがこれも複数型。
現在、イギリスのディーラーですら、なかなか
集めるのが困難でとても貴重なERCOL。
デザインによって数量が少ないものも
ございますのでお探しの方はぜひ、お早めに!
そのほか、ミラーやサイドボードなど、ひとつひとつ
個性あるアンティーク家具たちが日本の地を踏みしめました。
これほど多種の定番品が
そろって入ってくることはなかなかありません。
G-Plan、ERCOLをお探しの方は、ぜひとも
この顔ぶれが揃っている間に、ご覧くださいね。
2019.09.06 11:00 category:お料理 キッチン バイヤー裏話 季節の愉しみ 趣味
まめざら・こざら展②
2回にわたってご紹介している『まめざら・こざら展』の最終章。
お店でも、いよいよ今日からイベントスタート!!
前回は作家さんを中心にご紹介したので、今回は産地の器を中心に。
最初にご紹介するのは、今回のイベントの器の中で
私の好きなアイテム、ベスト5に入っている豆皿。
それぞれ佐賀県で作られている伊万里焼の梅型の小皿と
有田焼の雀の豆皿です。特に私のお気に入りは雀の豆皿!!
トボけた表情が何とも可愛らしく、見ているだけでほっこりします。
梅型の豆皿は、迎春などおめでたい席でも使えるアイテムです。
次にご紹介するのは、佐賀県で作られている
有田焼の着物とお茶碗をモチーフにした豆皿です。
有田焼らしい色絵が華やかな器で
お皿として使うのがもったいないほど可愛らしいアイテムです。
サイズ感もかなり小ぶりで、食卓のちょっとした
アクセントとして使うのも良いかもしれませんね。
次に、栃木県で作られている益子焼の作家さんの器。
それぞれ違う作家さんのアイテムなのですが
益子焼ならではの、砂気の多いゴツゴツとした質感、そして
柿釉・糠・青磁といった統一された釉薬がまとまりを出しています。
いろいろな作家さんを組み合わせて使っても
料理の邪魔をすることのないアイテムです。
最後にご紹介するのは、ガラス製の豆皿です。
陶器や磁器の豆皿だけではさみしいかと思い、
今回少しだけ取扱いをしております。
廣田ガラスのあられもんの、どこかレトロな豆皿と
お菓子の飴のような、ぽってりとしたフォルムが可愛い豆皿です。
陶器の豆皿と組み合わせて使っても相性バッチリのアイテムです!!
2回にわたってご紹介しましたが
まだまだ紹介しきれていない豆皿・こざらがたくさん!!
自分のお気に入りの器を探してみてはいかがでしょうか??