デンマーク製 ドレッサー (0408-019)

サイドの脚デザインと大きなミラーが特徴のデンマーク製ドレッサーです。

ついついモノが多くなりがちなドレッサー廻りも安心の収納力です。左側はオープンタイプ、右側は引き出しが2杯ついています。

オープンタイプの扉部分は、引き出し幅いっぱいに蝶番が取り付けられています。つまり、とても頑丈な扉です。

オープンタイプの扉に取り付けられている蝶番は2～3か所が一般的です。

また、引き出しの側板と前板が組み継ぎで組まれています。高級家具に取り入れられる手法です。板同士がかっちりとかみ合うため強度が高く、また、見た目の美しさも楽しめます。

印象的な大きなミラーは1960年代当時のものです。湾曲も少なくクリアな状態です。ミラーは角度を自由に変えられます。

脚のデザイン性の高さもこのドレッサーの特徴です。本体から直接4本の脚が出るのではなく、ミラーからすらりと伸びた脚がスタイリッシュです。

真横から見ると前傾しているように見えますが、絶妙なバランスで安定しています。

▼美しい木目

デンマーク製アンティーク家具の特徴のひとつとして「前板の木目が揃っている」ことがよく言われます。こちらのドレッサーも前板の木目がきれいに出ており、チーク材の美しい木目を堪能できます。

天板も木目の美しさを堪能できます。

▼丸みのある取っ手がレトロな可愛らしさ

▼レトロなマイナスネジ

小さな部分ですが、マイナスネジが使われているところもアンティークらしさを感じられます。プラスネジよりもマイナスネジのほうが歴史が古く、現代においてはプラスネジを使うことがほとんどです。

▼こういう傷もアンティークならではの愛着ポイントですね