アンティーク家具工房から小ばなし~vol.1

アンティークの家具や雑貨をあつかう工房で
話題となっている様々なことに対して
ちょっとだけお話します。

その①「このERCOL(アーコール)本物?」

ダブルデイで取り扱うアンティーク家具のなかで
一二を争う人気のブランドから今回はERCOL。

世界中でも認知度が高くシンプルなデザインのため
フリーマーケットやネットの出品でごくまれに
似ている家具が混ざっていることがあります。

しっかりとERCOL社のシールが張り付いているものや
刻印がはいっているものを選ぶとほぼ間違いないです。

テーブルは天板をささえているフレーム、
チェアは座面の後ろ側、
サイドボードやキャビネットは扉の中に張り付いています。

よく目にするのがこの2種類のシールと刻印ですが
年代によって新旧いろいろなデザインがあります。

とは言え50~60年前のアンティーク家具なので、シールが
外れていたり、座面が汚れているものがほとんどです。
根気よく探してみるのもまた楽しみにのひとつになりますよ。

その②「クランプが挟まらないところ、どうするの?」

ほぼ毎日アンティーク家具の修理、
補修をおこなう工房ですが
お客さまや店舗スタッフからいろいろ質問があります。

「アーコールの八の字になっている脚をなおすにはどうすればいいですか?」
と尋ねられました。

当時はしっかりしてたのに、
気がついたら脚の連結部分が
抜けたような状態になっていることはよくあります。

ERCOLのチェアやサイドボードなどの脚部は
前後で八の字になっているものが多く、
真っすぐにクランプで挟んでも抜けてしまいます。

斜め用のクランプもありますが
そういったときは、ロープと木の棒をつかって
簡単な修理ができます。

木の棒がないときは鉛筆やボールペン、
割りばしなどで代用してみてください。

圧着したいパーツ同士にロープをかけ
輪っかの中に木の棒をさして
あとはクルクル巻きつけていくだけです。

単純ですがかなりの圧着具合です。

簡単なのでお家でもできます。
巻き過ぎるとロープが切れることがあるのでご注意を。

それではまた次回。

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