アンティークの家具や雑貨をあつかう工房で
話題となっている様々なことに対して
ちょっとだけお話します。
「いろんな 顔」

これまでにたくさんの
ERCOL(アーコール)のチェアを
メンテナンスしてきましたが
そのつど、そのつど、毎回
誰かの視線、何かの存在を
感じていました。
「おかしいな、何なん」
と、思っていましたが
先日、休日に家族と
万博記念公園のEXPO’70 パビリオン別館
に行ったときのこと
「あ、、これだ。」と気がつきました。
1脚ずつ、それぞれ異なる座面。
それはそれは
個性の違う人(ヒト)の顔のようで
いつも触れ合うたびに
見つめられていたんだなと。
天然木の生命力を
思い知らされてしまいました。

今回のこばなしは
その個性豊かな、いろんな顔を
紹介します。










岡本太郎氏が制作した仮面のように
ずらっと並べてみました。
わたしと同じように
何かを感じていただけたら
嬉しく思います。
これらのチェアは
ほんの一部に過ぎません。
そんな個性あふれるERCOLのチェアを
お探しの方はぜひとも
お店まで見にきてください。
ちなみに、ERCOLのチェア
修理方法や剝離再塗装に関しましては
小ばなしvol.8、vol.12、vol.18をご参考に。
それではまた次回。