アンティーク家具工房から小ばなし~vol.33


アンティークの家具や雑貨をあつかう工房で
話題となっている様々なことに対して
ちょっとだけお話します。

「シン・組み直しって?」

空にちらほら、うろこ雲。
朝夕がようやく過ごしやすくなってきました。

今回の小ばなしは秋の新生活に向けて
アンティーク家具の持ち込み修理の
需要が増えるこの季節。
過去にも紹介しましたが
工房の環境が変わって一発目は
お馴染み、G-PLANフレスコシリーズの
ダイニングチェアの組み直しです。


アンティーク家具たちは
ほとんどが組み直しをおこないます。

組み直しとは
アンティーク家具の状態を確認し
壊れているところや、不具合を直すために
バラバラに分解して、接着剤を入れ直して
組み立て直すことです。


バラバラにしたチェアのパーツを
再度組み立てて
新しく入れ直した接着剤が乾くまで
おおよそ1日かけてクランプなどを使って
固定します。

強度によっては古い接着剤のまま
組み直す箇所もありますので
あしからず。


組み直したチェアの強度を改めて確認し
脚のレベル調整をおこない
全体をお掃除して完成です。

新しい宝塚店の工房では
その組み直している様子が
ガラス窓越しに見学できますので
のぞきにいらしてください。

それではまた次回。

アンティーク家具工房から小ばなし

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