京焼 荒木 漢一さんの器


朝晩の風が少しずつ涼しくなってきて
ようやく秋の気配を
感じられるようになりましたね。
食卓にも季節の彩りを
取り入れたくなるこの時期。
新しい器をお探しの方も多いのではないでしょうか。

そんな時におすすめの
「京焼 荒木 漢一さん」の器をご紹介します。



京都・宇治で作陶を続けている
京焼の作家・荒木漢一さん。
お父様の故・荒木義隆さんも
同じく京焼の作家で
小さい頃から工房の空気や
土の感触に親しんできたそうです。


荒木さんの工房を訪れ
工房の倉庫から漢一さんの
作られた器だけではなく
すでにお亡くなりになったお父様が手がけた器も
選定させていただきました。


本当にたくさんの種類の器があり
カラフルな釉薬なもの
赤絵、白磁、土の風合いの残る力強いもの
ほか多数・・・

これまで色々な産地で作家さん
窯元さんの工房を見せていただきましたが
ここまで多種多様な器を
作られている方は初めてで
とても驚きました。



今は、もう作られていない「金彩の器」や
釉薬の価格が高騰し作られていない
「黄色釉の器」など
貴重な器も選定させていただきました。


漢一さんは
サービス精神旺盛な楽しい男性で
いつも面白いお話をしてくださいます。
しかし、器の話をされる時は表情が変わり
強い自信と信念を感じました。


私もこれ以上、器をしまうスペースがないので
器は増やさないでおこうと思っていたのですが
あまりにも魅力的で自宅用に購入しました。

漢一さんの器は、シンプルで、綺麗な形状
釉薬の表情や形のやわらかさに
思わず手に取りたくなるやさしさがあります。

「気取らずに普段づかいできて
でも食卓をちょっと特別にしてくれる」
そんな器を目指して
日々工房で制作に励んでおられます。
伝統の京焼を受け継ぎながら
暮らしに寄り添う器を作り続ける
漢一さんの作品。

ぜひ実際に手に取って
そのぬくもりを感じてみてください。

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