アンティーク家具工房から小ばなし~vol.34


アンティークの家具や雑貨をあつかう工房
話題となっている様々なことに対して
ちょっとだけお話します。

「シン・剥離再塗」

ようやく外ふく風が
心地よくなってきました。

とにかく
今年はサンマが安い!
おいしい!うれしい!

今回の小ばなしも秋の新生活に向けて
アンティーク家具の持ち込み修理の
需要が増えるこの季節。

これまでにも
vol.11
vol.12
vol.18
紹介しましたが剥離再塗装の小ばなし。

今回はERCOLのスタッキングチェアを使います。
その名の通り、積み重ねることを概念に
作られているこのチェア。
イギリスではスクールチェアとして
使われているようです。

【左側】色濃くなり、黒ずみがまだらになっているので
【右側】少しばかりサンディング(研磨)して

塗装し直してみました。



今回は組み直しせず、組んだままのチェアに
液体の剥離剤をかけ
電動サンダーでサンディングを
おこないました。



仕上げは水性ウレタンです。
お家のチェアを剥離再塗装するには
組み直しとは別に料金がかかります。
家具の状態によって内容は異なります。
ムラやシミ(輪ジミなど)が
完全になくなるわけではございませんので
ご了承ください。


それではまた次回。

アンティーク家具工房から小ばなし

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