アンティーク家具工房から小ばなし~vol.20


アンティークの家具や雑貨をあつかう工房で
話題となっている様々なことに対してちょっとだけお話します。

「箱物の診断 2」

1年と少し前、小ばなし~vol.6で
箱物の初診についてお話しました。

まず、箱物の種類のこと。
つぎに、箱物が調子悪いところのこと。

そんな時、箱物をどうしたらいいのかのこと。

今回はそのつづき。
付け加えて箱物ののこといろいろ紹介します。


箱物の定番的なこの子たち。
ビューロー(デスクになる引出収納)と
チェスト(洋ものの引き出し収納)。


お家に来るまえも、お家に来てからも
前はもちろん、後もしっかりみてあげてください。

ベニヤ板1枚貼ってるだけのもの。
その上から化粧貼りされてるもの。

その上から塗装されてるもの。
穴あいているもの。とさまざまな状態が後には隠れてます。

状態によってはカビが繁殖していたり
劣化して丸い穴があいてたりするものも。
箱物は後の確認もお忘れなく。

それではまずビューロー。


なんてったって鍵が重要なのがビューロー。
これは取り外し可能で、壊れた時に修理できる
彫りこみタイプの鍵。
ちゃんと鍵として機能するか確認。

なんてったって鍵が重要なのがビューロー。
これは取り外し可能で、壊れた時に修理できる
彫りこみタイプの鍵。
ちゃんと鍵として機能するか確認。


これは珍しくて、デスクとして使う際に
両側から扉を固定するバーがニョキっと。


デスクとして使うのに不具合がないか確認。



収納として使うのに不具合がないか確認。
とくに引き出しのスライド調整は入念に。


台輪(箱型)の脚は接合がゆるんでないか確認しましょう。



それではつぎにチェスト。


全体的にはいわゆるチェストのかたち。
特徴的は引き出しの丸い取手。
取手が欠けていたり、外れてないか確認。


これは埋めこみタイプの鍵。
ちゃんと鍵として機能するか確認。



とにかく引き出しのスライド開閉が重要なのがチェスト。
スライドしにくければ、ひたすら調整。
削っては確認。
削っては確認。
不具合が引き出し自体なのか、チェスト本体なのか
見極めるのが難しいところ。


台輪(箱型)の脚は接合がゆるんでないか確認しましょう。



ダブルデイの工房ではこれ全て確認してます。
お家では困難な作業はともかく
できそうなことは是非ともこれを参考に
チャレンジしてみてください。

それではまた次回。

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